トランクルームの環境を確認しよう

シーズンオフの服をトランクルームに預ければ、自宅のクローゼットに空きを確保できます。しかしいざ取り出したときカビていたり、虫に食われていては元も子もありません。トランクルームに服を預けるときのカビ・虫食い対策について考えてみましょう。まずカビは温度や湿度が高くなると発生しやすくなり、虫食いの原因となる害虫は高温多湿、暗所を好む傾向にあります。そのため、まずはこれらの環境を避けることが大切になります。トランクルームは屋外型より外環境による影響が少ない屋内型、更に空調設備が完備されているところを選びましょう。エアコンが設置されていれば、気温差による結露の発生を抑制し、そこからカビが発生するリスクを減らすことができます。

自分でできる防カビ・防虫

自分で対策を練ることもできます。まず大切なのが洗濯し、かつしっかり乾燥した状態で預けること。埃などが付着していると虫食い被害が発生する原因になりますし、中途半端に乾いた状態で預けるとカビが発生する可能性が高くなってしまいます。定期的にトランクルームを掃除することも害虫対策になります。トランクルームは人の出入りがないため、どうしても埃やゴミが溜まりがち。これでは害虫の格好の餌食になってしまうので、半年に一回程度掃除機で掃除するのがおすすめです。また、防湿剤や防虫剤を置いておき、掃除の都度効果が切れていないかチェックするようにしましょう。また、食べカスなど害虫のエサになるものをトランクルームの中に持ちこまないよう気を配ることも大切です。